土地家屋調査士とは?


土地家屋調査士(とちかおくちょうさし)!!あまり聞きなれない名前ではありませんか?
土地家屋調査士は70年以上の歴史がありながら、司法書士さんや測量士さんたちと比べて知名度が低い国家資格者です。

ここで土地家屋調査士とは何をする人なのか、少しご説明させて頂きたいと思います。

土地家屋調査士は不動産の表示に関する登記の専門家のことであり、他人の依頼を受けて、土地や建物の所在・形状・利用状況などを調査して、図面の作成や不動産の表示に関する登記の申請手続などを行う。

「不動産の表示に関する登記」とは、土地や建物といった不動産のほとんどは法務局にある登記簿(登記ファイル)に記載されており、この登記簿には土地であれば所在・地番・地目(主な用途)・地積(面積)・所有権・その他の権利(抵当権等)が記載され、建物は所在地番・家屋番号・種類(主な用途)・構造・床面積・所有権・その他の権利(抵当権等)などが記載されております。

この登記簿の中の所在・地番・主な用途・面積等が記載されている部分を「表題部」と言い、土地家屋調査士は、この「不動産の表示に関する登記」の新設・変更などが必要なときにその土地や建物を調査・測量して所有者に代わり法務局に申請手続を行うのが主な仕事になります。

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